免疫の異常により関節が炎症を起こし腫れたり痛んだりする病気で、放っておくと関節が破壊され、日常生活に制限が出てしまいます。
症状は関節だけではなく、体のだるさや貧血症状、微熱がでることもあり、肺や目などにも症状が出ることがあります。


症状としては
- 朝のこわばり
朝起きてから関節が動かしづらく、特に手に症状が多く出る方が多いです。 - 関節の痛みや腫れ
関節が熱を持ち痛みが出ます。左右対称(特に指の第2関節)に出ることが多いです。 - 微熱や倦怠感
37℃台の微熱やだるさ、疲れや食欲不振、目・口の乾きなどの症状が出ます。 - その他にも、肺に影響が出る事がある他、指や肘、膝などに結節という しこり が出来ることがあります。
関節リウマチは関節が破壊されて変形していき、動かなくなってしまう病気です。
どの年代の方でも発症しますが、特に30~50歳代の女性の方が多く発症します。(男女比 1:4)
発症後の早期から関節破壊が進行することから、早期に発見して適切な治療を行えば、進行を防ぐことができます。
リウマチという病気はまだ、完全には解明されていません。
関節破壊の進行を防ぎ、症状がない状態にするために早期の発見・早期の治療を行いましょう。